既存の技術やノウハウが通用しない時代。食品業界の勝ち残りを賭けてオープンイノベーションを模索する。

近年、個々人の体質や遺伝子型に合うテーラーメイド食品や機能性食品への関心が高まっています。さらに、ウエアラブルデバイスやIoT、AIといった異分野企業との連携による新たな顧客体験の創出が相次いでいます。多くの食品関連企業は、こうした潜在的な競合に気がついていながら、その変化のスピードについていけてない面もあるのではないでしょうか。確かに、主力商品の価値・価格訴求力の向上は不可欠ですが、デジタル技術の台頭によって既存のノウハウが全く通用しない時代に突入しているため、勝ち残りを賭けてオープンイノベーションに取り組むほか、選択肢はないでしょう。私たちナインシグマ・グループと共に、オープンイノベーション活動を推進する組織を立ち上げ、未来の食品メーカーのあり方を模索していただきたいと思います。

Benefits

機能性食品のニーズの高まりから、 各企業でオープンイノベーションが急がれる。: 食品業界は今、変革期にあります。「味」と「栄養」だけでなく、「体調調整機能」という3つめの要素に対する消費者ニーズが急増しているからです。変革に伴って、食品業界でも、オープンイノベーションが不可欠となりました。それは、当社が支援したオープンイノベーションプロジェクトの実施件数の推移からも明らかです。当社が支援したプロジェクトのうち食品業界が占める割合が、2013年〜2016年の3年間から2016年〜2018年の3年間で、2倍にまで増加したのです。トクホ（特定保健用食品）や機能性食品といったカテゴリーに対する消費者ニーズは今後も増加の一途を辿るでしょう。

分野別募集プロジェクトの実施件数 食品業界が占める割合の推移: 9%

2倍 18%

食品業界における オープンイノベーションの最新トピック （ナインシグマ調べ）: 非侵襲の生体情報測定技術
非侵襲で検知可能な認知機能の衰えを反映する生体指標
生体中における金属化合物の認識機構評価技術
食感評価のための澱粉の構造解析パートナー
発芽誘導等による芽胞菌の不活化技術

私たちが、皆様の課題解決をお手伝いします。

Added Value

世界中の技術者・研究者
250万人にアクセス可能。

世界105カ国、250万人を超える技術者・研究者とのネットワーク。2000年の設立以来、様々な課題に対する解決策を共に探求してきました。彼らとの深い絆が、ナインシグマの歴史であり、大きな信頼の源です。　

5000件のマッチング実績
800社のクライアントと。

5000件以上のオープンイノベーションプロジェクトに、世界800社を超えるクライアントと共に挑んできました。あらゆる業界のトップランナーや中核を支える企業から、新製品を創出するため、既存技術を更新するため、企業経営の新たな指針となるビジネスモデルを構築するためのパートナーに選ばれ続けた結果です。

幅広い分野に精通する
エキスパートが、あなたのペートナーに。

顧客の技術ニーズ・シーズに対する高い理解力を持つエキスパートが、丁寧にサポートします。あなたの課題が明確でなかったり、募集したい技術の特定が困難な場合は、無料コンサルテーションからお手伝いします。

Trends

『The next move オープンイノベーションの新潮流をつかむ』

第二回の対談では、第６回グローバルオープンイノベーションフォーラムでも基調講演をお願いいたしました、コニカミノルタ株式会社　取締役常務執行役技術担当　腰塚國博様にお話を伺いました。

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カスタマーボイス vol.1
関西電力が、ドイツ系ベンチャーの「自動走行制御技術」を活用し、事業開発に挑戦中。世界初、時速5kmの都市型モビリティサービス『iino』は人々の『まち体験』をどう変えうるのか。

今回、ご紹介するのは、オープン・イノベーションを通じて新しいモビリティサービスの創造に挑む、関西電力株式会社様の「iinoプロジェクト」です。

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日欧ヘルスケア企業の動向から見る
オープンイノベーション活動の適用先の展開

グローバルにオープンイノベーション(OI)活動を支援しているナインシグマ社にて、ヨーロッパのヘルスケア企業と日本のヘルスケア企業のOI活動を比較したところ、ヨーロッパ企業では技術寄り・ビジネスモデル寄り双方のOI活動が含まれるのに対して、日本企業は技術寄りのOI活動がほとんどを占めることがわかりました。

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