OIカウンシルという、エキスパートプラットフォームサービスの事業開発を担当しています。私のチームでは、ナインシグマのオープンイノベーションやコンサルティングの経験や知見をより多くの人に使ってもらえるサービスを開発し、クライアント様にとってイノベーションをもっと身近にしていただけることを目指しています。具体的な業務としては、メンバーとディスカッションして仮説を構築し、仮説に基づいたプロダクトを設計、クライアント様に営業し、実際にサービス提供に関するオペレーションの管理をし..など、事業開発に関わることはほぼすべてに携わっています。もちろん一人では達成できないことも多く、社内外の人にいろんな形でご協力いただき、チームとして取り組んでいます。

コンサルのようなロジカルなアプローチと、スタートアップのような瞬発力を求められる仕事のやり方の両方を同時に経験できる非常にユニークな環境だと思ったからです。実は自分自身の成長を求めて転職先を探していた際、どのような経験を積んで将来どうなりたいのか、決め切れずにいたんです。ナインシグマはコンサルティングをベースにしつつも、新規事業展開によって急成長を遂げようとしていると知り、ナインシグマなら幅広い経験を積み、どんな場面でも活躍できる人材に成長できるのではないかと感じました。しかも、技術に強みを持つナインシグマであれば、これまでの理系としての知識や経験も活かすこともできるということも理由の一つです。

間違いなく、事前に想像していた以上の貴重な経験ができていると思いますね。事業開発を担当しているため、自分で立てた仮説を日々クライアント企業様にぶつけて検証をしていますが、ナインシグマの場合は仮説をぶつける相手が日本のトップ企業のCTOクラスの方だったりすることもあります。ピュアなコンサルでは、自分がプレーヤーとして責任をもって事業化を目指す経験はなかなか難しいと思いますし、普通のスタートアップではなかなかトップ企業の役員クラスの方からインプットをもらうのは難しいですよね。その分もちろん自分の責任も大きく、大変な部分はたくさんありますが、この経験は何にも代えがたい貴重な機会だと感じます。

自分の仮説に基づいてサービスを設計し、それを実際にクライアント企業様とのプロジェクトで使ってもらうときはいつも学びが多く、やりがいを感じる瞬間です。入社後半年ほどしたころ、あるクライアント企業様と新しく開発したサービスを使った新規事業アイデア創出のプロジェクトを実施しました。その際、「なぜうちがそのアイデアを検討しないといけないか、いまいち伝わってこない」とコメントをいただいたことがあります。このとき、クライアント企業様が本当に求めているのは、整理された情報の提供だけでなく、組織を動かすほどの第三者からの客観的な思いや意見による後押しのようなものであることに気が付きました。事実だけでなく、生の人の声が重要だと気が付く非常に良い機会でした。このようなやりとりを、役員クラスの方などと直接やり取りし、自分の視座を背伸びさせることができることにやりがいを感じました。

チームの目標を実現するために、社内外のより多くの人の協力を集めて大きな成果を達成できるチーム作りをしたいと思っています。ナインシグマでの仕事はとてもチャレンジングで目標も高いので、個人単位での働きでは達成が難しいこともあります。お互いの得意分野を持ち寄って、組織として大きな成果を挙げられるようなチーム体制を構築して、事業をより発展させていきたいと思っています。

ナインシグマは技術やオープンイノベーションに関する知見や経験という明確な強みを持ちつつも、新規事業領域が急成長しているという非常にユニークな環境です。是非、色んな視点や価値感を持った皆さんにジョインしていただきたいと思います。