2022年3月31日
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社
グローバルなオープンイノベーション支援企業ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 諏訪 暁彦 以下 ナインシグマ)は、京都大学 オープンイノベーション機構(京都市左京区、機構長 阿曽沼 慎司 以下京都大学OII)と連携してカーボンニュートラル社会実現のための産学共同研究創発を加速するマッチングプラットフォームを構築、4月より運用をスタートします。
現時点で10社以上の参画が決定しておりますが、活動をさらに加速していくための参画企業を募集しております。
マッチングプラットフォーム全体像
マッチングプラットフォームの概要
本マッチングプラットフォームでは、産業界側のカーボンニュートラル実現に向けた将来的な技術基盤の構築といった研究開発におけるニーズを出発点とします。その産業界のニーズをナインシグマで集約、京都大学OIIと共有することで、ニーズにマッチする自然科学系から人文社会系まで多岐にわたる領域における最先端の研究シーズを京都大学OIIより紹介いただきます。シーズ紹介後、企業と京大研究者との協議など連携成立に向けて、ナインシグマ、京都大学OIIが協力して支援いたします。
ニーズ・シーズマッチング以外にも、カーボンニュートラル実現に向けて同じ方向を目指す異業界同士の企業連携の場の提供という産産学連携の創出の仕掛けも構想しています。
本プラットフォームへの企業のご参画、ニーズにマッチするシーズ紹介は無償で提供します(面談成立時に産業界側に費用発生し、また連携成立時に成果報酬が発生します)。
ぜひ京都大学のカーボンニュートラル関連最先端シーズへの積極的なアクセスできる場として、本プラットフォームへの幅広い企業のご参画をお待ちしております。将来的には本プラットフォームとの連携を希望する大学・研究機関の参画も視野に入れており、カーボンニュートラル実現に向けた活動の輪を拡大していきます。
■問い合わせ先:緒方 清仁(担当)ogata@ninesigma.com
(本取り組みのように新たな産学連携の在り方を実現していきたいとお考えの大学・研究機関の方からのお問い合わせも歓迎しております)
背景
2020年10月より日本政府が発表した脱炭素社会の実現、温室効果ガスの排出実質ゼロを目標とする「2050年カーボンニュートラル宣言」がなされて以降、カーボンニュートラル実現に向けた産学を問わない研究開発、業界の枠を超えた共創がより一層盛んになってきています。
ナインシグマでは産業界からの依頼に基づいてカーボンニュートラル実現に向けた支援を提供している一方で、京都大学OIIにおいては研究者同士の情報共有プラットフォームである「京都大学カーボン・ニュートラル推進フォーラム」を立ち上げるなど、産業界発、アカデミア発、それぞれの立場で在るべき未来の実現に向けた活動が進められてきました。
カーボンニュートラルは人・環境・社会にとって喫緊の課題である一方、その課題の大きさから1業界、1社、1研究者といった小さな枠組みでの実現が困難なケースが多く、より学際的な取り組みが必要と考えております。
そこで、産業界のニーズ側にナインシグマが、学術シーズ側に京都大学OIIがそれぞれ翻訳者として介在することで、産学双方からのアクセスを飛躍的に加速し、効果的な連携成立を目的に本プラットフォームの構築に至りました。
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社について
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社は、オープンイノベーションを通じて誰もが幸せに暮らせる社会の実現を目指し、2006年に設立されました。ナインシグマ・グループは現在、世界105か国で6000件、国内では1400件以上の、オープンイノベーション支援実績を誇るグローバル企業です。
京都大学 オープンイノベーション機構について
京都大学 オープンイノベーション機構は、全学の研究テーマをベースに「組織」対「組織」の包括的な提携を中心に、産学連携を企画・実行する組織です。
京都大学の基本理念である「自由な基礎研究」から生まれる幅広い「大学の知」を産業界、社会に積極的・効果的につなぎます。学内の産官学連携本部、京大グループ会社と互いに連携し、組織体組織連携を効果的にマネジメントすることにより、産業界との協働によるイノベーション創発活動の成果を社会に還元することを目的としています。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社
担当者名:緒方 清仁
TEL:03-3219-2006
E-mail:ogata@ninesigma.com