Customer Advisory Board
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オープンイノベーションが「するかしないか」から「どう有効に活用するか」にシフトし、また、活用目的や手段が多様化していています。そのような中、ナインシグマでは、オープンイノベーションを積極的に実践している顧客企業のリーダーの皆様にカスタマー・アドバイザリー・ボードのメンバーになっていただき、オープンイノベーションの重要トピックやオープンイノベーション支援事業者としての戦略や新しいサービスについて議論・アドバイスを頂く仕組みを設けております。
2023年・年次ミーティングレポート:https://ninesigma.co.jp/news/2023-0906/
私達は技術オリエンテッドで突き進むのではなく、社会や市場環境の変化を的確に捉えながら検討を進めることが不可欠だと考えている。
できるだけ早い段階で顧客のヒアリングを行い、仮説の軌道修正を図っていくことが、成功の鍵だと思っている。
ナインシグマは、アイディエーション段階やプロトタイプが無いようなアーリーフェーズであっても顧客候補の声を聞くことができるプラットフォームを提供してくれるところが魅力である。
地球環境や食資源、健康寿命など様々な社会課題を抱える現代社会において、味の素グループは2050年も見据え、志・パーパスに掲げる、独自の強みであるアミノサイエンスⓇを進化させ、より多くの社会課題を解決することで、人、社会、地球のウエルビーイングに貢献する企業を目指し、中期ASV経営に取り組んでいる。
複雑化する社会課題に対しては、自社や産業を超えた取り組みが求められている。目指す社会の姿を描き、その実現に向けてバックキャストして社会システム全体を構築するための、産業、コミュニティ、国・自治体などと、連携・統合されたエコシステムの構築や、アカデミアやスタートアップ、産業間のオープンイノベーションに取り組んでおり、ナインシグマには多様な産業・学術分野のイノベーションネットワークと繋がるサポートを期待している。
勝ち抜いていくためのテーマを育てていくためには、コア技術の特定と顧客視点に立った提供価値の仮説の構築が不可欠である。
個人の興味や関心に引っ張られすぎないよう第三者的な視点を導入しなければならず、ナインシグマが有する技術への理解力や顧客となりうる業界の見解をとり入れることができるケイパビリティが活きる。
また、見極めたコア技術のポテンシャルを最大化するために、多用途展開を目指しているが、引き合いのあった顧客の要望に対して自社のコア技術で不足している要素を外部から補い、スピーディーに顧客にぶつけることも重要である。
私達は研究開発に取り組む上で、革新的な技術開発、プロダクトアウトの視点と、世の中における社会的価値、マーケットインの視点の双方が重要だと考えている。これまでの研究開発におけるプロダクトアウトの機能軸に加えて、マーケットインは、価値軸を意識していくプロセスだと考えている。研究員には、専門分野の先端技術に精通することに加え、グローバルな市場にも目を向け、どのようにその技術が使われるか、ターゲットとする活用先や応用先において、他の選択肢と比べて何が優位なのか、利用する側の価値に着眼することも求められていると考えている。
研究開発は、要素技術であり、どう活用してどのような価値の創造につながるのか、変換、想定することは難しいことだが挑戦し続けていきたい。
「データをビジネス価値に変える」ためには、従来のビジネスモデルを刷新するイノベーションが必要と考えている。既存データの分析・抽出といった活用に、「技術」が加われば、ユニークな新しいものができる。それを実現するために多様な人材を集めている。また、新規事業を実現するためには、「PLの呪縛」からどう逃れるか、短期的な売り上げに捉われず、長期的な競争力の向上を中心に据えた考え方が必要だと思っている。
AIが主流になる現在において、そのAIの積極的な活用とともに、技術や現場の事情が分かったうえで各社にカスタマイズしプロジェクトに伴走するナインシグマの支援には期待している。
エネルギー、希少資源、食糧など日本として抱える社会課題は多々ある。
短期的な利益という観点でなく、将来に向けた投資という観点で課題と向き合う必要がある。
また、課題解決に向けては新市場の創出が求められる。企業単独で新市場を創出するのは難しさがあるため、同業種、異業種を含めた複数のプレイヤーが連携できるかが重要となる。
競争領域と非競争領域(連携領域)を上手く切り分け、新たな市場を形成することで企業価値を追求することも可能となる。
ナインシグマの多様な業界に及ぶネットワークは、当該連携を加速させる可能性を秘めており、今後の更なる活躍を期待している。
イノベーティブな組織である続けるためには、社内外をシームレスにつなぐしくみも大切である。弊社は、外部のオープンイノベーションを推進する際に、社内も全社一丸で横断的に取り組んだ。専門性や規模の異なる様々な買収企業の開発者・開発部門も含めてオープンイノベーション活動はあえて窓口を一本化した。それによって外部シーズを異なる専門性で多面的に評価でき、技術の効果的・効率的・融合的な活用につながっている。加えて、活動が可視化され、チームや部門間でよい刺激にもなっている。ナインシグマには、弊社グローバル開発部門とも連携してもらっている。彼らの技術に対する理解力・探索力は国内ナンバーワンといっても差し支えない。
当社は、自社開発と買収やスタートアップへの投資という外部投資の二つの戦略を軸に、成長を目指しています。 コーポレートR&Dでは、中長期的な自社開発を担当し、「経営との一貫性」と「組織のグローバル化」を重視しています。経営戦略との整合性を確保するため、一部のテーマを見直しながら新たなテーマを探求するチームを設立し、さらに米国に新たな拠点を設けることを決定しました。 イノベーションの創出には、これら二つの戦略を常に探求し続けることが必要であり、最新の情報と強固なネットワークが重要な要素であると認識しています。
ネガティブをゼロにするテーマは事業の柱となりやすいが、アップルなどのようにゼロからワクワクするようなポジティブを 生み出すテーマを生み出していかなければならない。
中国を見ると自動車は移動空間から快適空間へと進化させる取り組みがなされており、しかも伝統的な日本企業では 太刀打ちできないスピード感で市場に登場する。
技術の進化だけではなく、事業環境の変化の双方を敏感にとらえ、モノにしていかなければならない。
その際、海外の技術をいかに日本に持ち込んでくるかが重要な課題である
自動車業界は、「自動車を売る」から「移動の中での体験や移動そのものを売る」にビジネスに変わりつつある。「モビリティ」として捕らえた自動車は、次世代の公共交通としての可能性も持つ。人の移動は「まちづくり」の重要なピースであり、移動する目的と合わせてまちの価値を作り出す。まちの価値創造のためには、従来の自動車産業を越えたパートナーとのオープンイノベーションが必須と考えている。ナインシグマのカスタマー・アドバイザリー・ボード・ミーティングで出会う各社との交流は、新しい視点や具体的な発想をいつも刺激してくれる貴重な出会いとなっている。
中長期を見据えた新しい事業をつくるため、大きな変化をとげるための組織づくりに取り組んでいる。組織としてオープン・イノベーションの必要性を実感・実行できるような仕掛けも必要だ。斬新な発想をするには、自社技術の棚卸しや客観的に強みを評価する仕組みが必要。これらを考えるにあたり、ありきたりのビッグピクチャーは不要であり、細かい領域でも偏っていても具体的な情報がより有用だと考える。ナインシグマには、枠にとらわれないカスタマイズしたサービス提供に期待している。
2050年を見据えて事業の種を探している。変化の激しい時代であり、事業の成功確率が不明瞭な今だからこそ、多くの方々に早くから共感・協創頂ける魅力的な研究テーマを目指している。限られた自社リソースでは量質ともに不足しており、オープン・イノベーションを前提とした仕組みが欠かせない。ナインシグマは、ニーズやシーズがまだ漠然とした段階から相談できるところ、また世界中に各業界の技術者ネットワークがあるところが魅力。
弊社では、最先端テクノロジーを活用し、世界中の人々が直面する社会課題を解決するFujitsu Uvanceに全社的に取り組んでいる。そのためにはオープンイノベーションは必須であり、技術を理解し、枠にはめることなくともに議論し解を探していくナインシグマのやり方が適していると思っている。
ナインシグマのカスタマーアドバイザリーボードミーティングでは、日本を代表する技術各社のボードメンバーの方々との率直な対話のおかげで、今まで気づいていなかった「新規事業の立ち上がりやすい企業風土がある」という弊社の強みと、一方で弱みについても客観視ができた。弊社の外部技術を取り入れた新規事業開発はまだ始まったばかりだが、これもナインシグマから様々な観点でアドバイスを得て伴走してもらった成果と思っている。
社会の不確実性が高まり事業の先行きを見通すことの難しさが増す中、研究所として主体性をもって既存の事業の延長にない新技術を創出・獲得していく必要がある。
創出・獲得に向けては、技術ポテンシャル、社会的価値、経済合理性について納得感のあるシナリオを描ける技術に注力していくことが重要と考えている。
注力すべき技術かの見極めには、自分たちだけの意見・知見だけでなく、専門家や第三者による客観的かつ幅広い意見・知見が不可欠。
ナインシグマのエキスパートプラットフォームなどを活用しながら社会を客観的かつ幅広く捉えながら方向性を考えるといった取り組みは魅力的である。
事業ごとの強みを活かし、かつ将来を見越したテーマに取り組んでいく必要があるが、事業間での思惑の違いによりコーポレートテーマとして扱えない状況がある。
将来を見据えて、事業間のシナジーを生み、コア技術の多様な出口を納得感のある形で提示することにナインシグマの人やネットワークから得られる情報が活きることを期待したい。
2050年を見据え、カーボンニュートラルを含めた環境対応および循環型社会の実現に向けた取り組みを進めている。数年でなく数十年単位のテーマであり、その実現そのものにも、スピードアップにも、外部との連携は必須。実際に、様々な社外の方と議論を繰り返し、取り組みを具体化している。ナインシグマであれば、ありきたりではない技術知見に基づいた具体的なコンサルティングを受けられる。
皆さまのオープンイノベーション活動を多面的に支援します。
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