ヘルスケア・CPGグループ、モビリティ―・インダストリーグループを兼任し、クライアント企業様の新規事業開発、技術の新しい用途探索、技術課題を解決できる組織調査・マッチングなどを支援しています。特定の疾患に関する専門的な知見の収集から、未来シナリオの構築などの抽象的なテーマの支援など、様々なプロジェクトの検討からオペレーション、プロジェクト結果の報告まで一貫して担当しています。

技術の持つ可能性を最大限に引き出しつつも、現実味を持って技術課題の解決・産業の発展・社会課題の解決に貢献できるところに魅力を感じました。 これまでの自身の研究活動の中で、バックグラウンドの異なる人の意外な視点が何度も重要なブレイクスルーをもたらしてきた経験から、技術や知識の掛け算の大切さを感じてきました。一方で、企業風土や、企業が持てる人脈の偏りなどの要因から、一企業がアクセスできる外部技術の限界を感じ、技術の持つ可能性に対して、実際にその可能性を引き出すための取り組みや環境との間にギャップを感じていました。 自社のプラットフォームを活かしながら、技術を本質的な要素に切り分けて活路を見出すことで、今まで漠然と感じていた技術の最大活用を現実に落とし込むことの難しさに切り込み、高いレベルで社会をより良くすることができる可能性を感じたことが、ナインシグマに入社を決めた理由です。

幅広い業界の動向や最新技術を得ながら、実際の事業へ反映していくプロセスの一端を担うことで、自身の視野が格段に広がりました。また、入社当時から多くのプロジェクトにアサインされることで、短い期間で想像以上の経験値を積むことができていると感じています。そして、自身が一企業に身を置いたままでは見えていなかったであろう昔の自分の視点や知識とのギャップが、自身の成長だけでなく、クライアント企業様に提供できる新たな視点のヒントになっており、過去の経験とナインシグマで培った視点の両方が、仕事に活きています。

クライアント企業様から「自分たちではできなかった。ナインシグマに依頼して良かった」と感謝の声を頂いた時が、一番やりがいを感じる時です。ある電機メーカー様からの依頼で、未来のビジネスの在り方を考えるために海外のエキスパートの意見を収集したプロジェクトでは、「集まってきた意見をただまとめるだけでなく、そこから導き出されたアイディアや業界のトレンドに関する深い考察がなされていて、感銘を受けました。自分たちでは、データを眺めるだけ終わってしまったと思うので、依頼して本当に良かった」と言っていただいたことが印象的でした。これからも、プロジェクトを通じて得た知識や経験を基に、新たな視点や気づきを提供できるよう、自分自身も成長し続けなければ、と深く思っています。

これまでは技術的観点からの支援を多く担当しましたが、技術的な観点だけでなく、市場性やマネタイズなど、クライアント企業様のビジネス性の観点も取り入れて、新規事業の創出を包括的にサポートできる人材になりたいと考えています。

ナインシグマは、自身のバックグラウンドを多分に活かしながら、日々様々な業界の最新動向に触れ、考えを巡らせることで自分自身が大きく成長できる会社です。また、仕事で行き詰ったときや、子供の体調不良で思うように仕事ができないときなど、いつも上司や同僚がアドバイスやサポートをしてくれ、とても働きやすいと感じています。皆様とご一緒に働ける機会を楽しみにしております！