素材系の企業を中心に技術を軸とした支援を実施しています。支援の種類は様々で、ある技術動向に関する調査やマッチングなどピンポイントなものもあれば、クライアント企業様が開発した技術をどの様な用途・ビジネスモデルで展開可能かを仮説の構築から検証まで伴走する支援や、20XX年を見据えて企業としてどのような領域に参入していくべきかなどのスケールの大きな支援も行っています。

入社を決めた一番の理由は、常に最先端の技術やビジネスに触れ続けることができる環境があることです。元々様々な分野での最新の研究やそれを活かした新しいビジネスなどに興味があり日々情報は追っておりましたが、前職はニッチな分野での研究開発職ということもあり、それを活かす機会はほとんどありませんでした。その様な中、研究開発職というバックグラウンドを活かしつつ、最先端の技術やビジネスに幅広く触れることができるというナインシグマの存在を知り、自身の興味とマッチしており、より前向きに取り組むことができる環境と考え入社を決めました。

期待していた通り様々な最先端の技術やビジネスに触れる機会があり、日々自分の世界を広げることができていると実感しています。技術を軸とした支援と簡単に言っても、想像以上に各クライアント企業様の将来に関わるプロジェクトも多く、スケールの大きな業務に携わっている充実感とともに前職以上の大きな責任を感じます。また、営業から企画提案、プロジェクトの遂行まで一気通貫で対応できるので、会社の売上に貢献できている実感が持ちやすいのは研究開発職と異なる点だと思います。

何から手を付ければいいかの正解がない状況から始まった、新規事業領域への参入シナリオ構築支援プロジェクトです。機械メーカーであるクライアント企業様が次に参入したい新規事業領域と定めたバイオ領域は、技術的な知見も事業化を見据えた顧客・パートナー基盤もない状況であり、着目すべき軸や観点を見出すところからプロジェクトがスタートしました。単なる情報収集を行うだけでは勝ちシナリオが見えてこないため、粗削りでも仮説を構築し、有識者へのヒアリングによる仮説検証・ブラッシュアップを繰り返し行うことで、最終的にクライアント企業様含めたプロジェクトメンバー全員が納得できるシナリオを構築することができました。ロジックだけに頼らず、泥臭く頭と手を動かした結果が成果に結びつき、非常にやりがいを感じたプロジェクトでした。

これまでナインシグマでの業務を通し世界最先端の技術に関連した支援を行ってきましたが、まだまだ埋もれている技術が多く、有効活用しきれていないと思ってます。私は現在研究開発職ではなくなりましたが、だからこそ様々な技術の可能性を広げる活動ができると考えているので、将来の社会課題や環境課題など、より大きなものを技術で解決していく支援に挑戦していきたいです。

皆さんのこれまでのバックグラウンドを最大限に有効活用しつつ、様々な領域の最先端の技術やビジネスに触れることで知識やスキルをアップデートできる環境です。また、自分が興味のあることにどんどんチャレンジできる環境も整っていますので、新しいことに興味がある方にご参加いただければと思います。