ヘルスケア、特に製薬企業や医療機器企業とのプロジェクトを遂行しています。特定疾患のシーズ探索や技術探索など新規技術関連のプロジェクトや研究テーマ化・新事業検討など、クライアント企業の今後の方針を決定するプロジェクトまで幅広くご支援しております。またプロジェクトマネジメントだけでなく、新規プロジェクトを獲得するためにクライアントとの議論や企画提案も実施をしております。

オープンイノベーションにより研究開発を推進することに興味があり入社を決めました。前職では、医薬品の製剤化・工業化から上市までにかかわる部分を担当していました。世の中に医薬品を出すという達成感はありましたが、１社だけでできることには限界があると感じ、少しでも早くより良いものを世の中に出すためにはどうしたらよいかと考えている時に、オープンイノベーションというアプローチを知り、ナインシグマであればこの課題を解決できるのではないかと考え、入社を決めました。

想像していたよりも多くの案件に入社当時から関わることができ、初めは慣れることに必死でしたが、日々様々なプロジェクトに関わる中で最新の課題や技術に触れることができ、日々刺激を受けながら業務に取り組んでいます。また前職では一技術者でしたので、自分が関わっている開発品に意識が集中していましたが、ナインシグマでは一企業の開発品や技術だけでなく、複数の企業や業界全体を考えることも多く、視野の広がりや視座を意識するようになりました。まだまだ拡大中の企業ということもあり、決まったことをやるだけではなく、やりたいことや課題を起点に改善したり、新しく何かをやったりと変化が早いことも特徴かもしれません。入社して数年が立ちますが、サービスや組織など大きく変わってきています。

また、グローバルで仕事ができるのも魅力的です。プロジェクトを通じて、世界中の人と仕事をする機会があり、その中で個人的に交流を深め、来日される時には食事をしたり、別の仕事につながったりと仕事以上の付き合いができる方も少しずつですが増えてきています。日本だけでなく、グローバルでヘルスケア業界を盛り上げていこうという仲間が増やせることは良い刺激になっています。

ある製薬企業様を年間通じて支援しているプロジェクトが一番印象に残っています。現在も継続しているプロジェクトですが、複数年に渡り支援している中で、以前支援したテーマの中から新しい提携が決まることや研究テーマが先に進むことなどを知る機会が増えてきています。製薬という業界柄すぐには成果が出にくいということもあり、単発でのプロジェクトだとなかなか結果が見えないこともあります。しかし、複数年支援している中で成果が出てくるテーマが少しずつ増えてくると、とても嬉しく思うのと同時に達成感も感じます。

ヘルスケア業界、特に製薬業界は現在、大きな転換期を迎えていると考えております。大変な時期であるからこそ、製薬業界、医療機器業界、ヘルスケア業界をどう良い方向に変えることができるかをトライしていきたいと考えています。1社だけではできることに限界があるので、複数の組織を巻き込みながら、待っている患者さんのためのイノベーションを加速する支援をしていきたいと思います。

ナインシグマはまだまだ小さい会社ですので、会社全体で議論しながら、変革、成長できる職場だと思います。自分の想いや考えを基に何かをやってみたい方はおすすめです。また、事業部のメンバーは技術に関わることが好きなメンバーが多いので、クライアントの様々な技術課題や事業課題をテーマに、様々な業界のバックグラウンドを持ったメンバーと一緒に仕事ができる魅力的な環境です。