about project
ダム建設現場ではコンクリートの打設作業において型枠をスライドさせる工法が適用されていますが、これはクレーンが必要であり、大掛かりな作業になること、
また、落下物が生じる、などの課題があり、より安全性・生産性に優れた工法が求められています。また、これらの作業にはノウハウも必要となってくるため、
熟練工も必要不可欠になります。しかし、建設現場では、労働人口の減少とともに、熟練工の高齢化という課題を抱えています。
そこで、大成建設株式会社はこれらの課題を解決し得るローリング型枠工法施工を適用することで、生産性向上、低コスト化、安全性確保の実現を目指しています。
今回は、そのローリング型枠工法施工時に必要となる足場をクレーンを利用することなく、型枠から型枠へと横方向に移動できる機構を求めています。
本コンテストを経て共同開発者として有望な提案者を1組選定するとともに、選定された組織には実際に試作機を作っていただく予定です。
(試作費用として大成建設から、最大200万円提供予定)
このようなメカトロ技術は日本の中小企業が得意とする技術分野です。
今回の企画をきっかけに、中小企業の皆様には、皆様の技術力をわが国の建設現場がかかえる労働力不足、安全性向上という社会課題解決に
生かしていただければと思っております。なお、コンテストの応募は1社単独、複数社からなるチームでも構いません。
皆様のご参加をお待ちしております。
technology
PROCESS & SCHEDULE
*参加は必須ではございません
本コストの概要及び課題の詳細に関する説明会を開催いたします。ご興味のある方はご参加ください(参加は必須ではございません)。なお、第1回大阪会場では実物(型枠/足場)は見学できます。第2回東京会場では実物は見学できませんが、第1回の大阪会場での実物の様子をビデオでご紹介いたします。
注意:会場の都合上、1社2名までの参加とさせていただきます
会場までの交通費は参加者負担です
参加には、事前申し込みが必要です(申し込み締め切り:前日まで)
ご提案いただいた提案者の中から有望な提案組織(5組織程度)には、大成建設様に直接提案内容のプレゼンテーションを行っていただきます。書類選考結果は12月13日まで連絡する予定です。
試作開発時には大成建設オープンイノベーションチーム及び精密計測・微細加工プラットフォーム事務局が第3者として適宜フォローし、Win-Winの協業関係となるようにプロジェクトをサポートします。
提案書のテンプレートをダウンロードの上、必要事項をご記載いただき、以下のURLよりご提出いただきます
プレゼンテーションを経て、有望な組織を1組織選定します。選定された組織は、試作開発に進みます。